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【2025年版】子育てしながらでも麻酔科専門医試験に合格する方法

女医の働き方
Dr.mom
Dr.mom

子育てしながら勉強する時間ない!!!大変!!!

子どもが産まれるタイミングと専門医取得などの女医としてのキャリアを伸ばしていくタイミングって被ることが多いですよね。

育児をしながら専門医試験に合格するためには少しでも時間を確保する必要があります。

わたしもしっかりとかぶってしまい、とても大変でしたが麻酔科専門医試験の筆記試験、口頭試験共に合格することができました。

子育てしながらでも麻酔科専門医試験に合格する方法を紹介します。

2025年の麻酔科専門医試験

筆記試験:2025/10/18(土)

口頭試験:2025/11/5(水)〜11/9(日)

実技試験:期日までに評価表を各プログラムの責任者に提出してもらってください

筆記試験

筆記試験はCBT形式です。

CBT形式の試験を実施してくれる会社に委託しており、自分の住んでいる県で試験を受けることができるようになりました。

移動しなくていいのは本当にありがたいですね

口頭試験

口頭試験は神戸ポートピアホテルであります。

筆記試験の1ヶ月前くらいにメールで試験日と時間の連絡がきます。

1ヶ月前くらいの直前にならないと日程の連絡は来ないのでそわそわしました。

試験の連絡が来たらすぐにポートピアホテルを予約しましょう。

シングルルームは試験で使うからかツインルーム以上しか空いてない事が多いです。

不安で全日程のポートピアホテルを予約しておく強者もいましたね笑

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実技試験

実技試験はコロナ禍からなくなり、現在は評価表となりました。

評価表を書き換えたりする事がないように受験者の手元には渡らないようにプログラムの責任者が直接学会に提出しなければなりません。

各プログラムの責任者の先生にお願いしに行ってください

いつから始める??

おすすめは1月、多いのは4月です。

私の周りの同期などをみると、キリが良く4月から始めた人が多かったです。

ただ、私は1月からやんわり始めて4月から加速していった感じですね。

子育てしながらだと自分の時間もなかなか自由にとれません

子どもが急に熱を出す事も、感染症にかかることもあります。そして大抵子どもの風邪が自分にうつります。

予定通りに進まないのが育児です。余裕を持って始めましょう。

Dr.mom
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私は8月に手足口病、口頭試問2週間前にも風邪がうつりました!無理して副鼻腔気管支症候群になり2ヶ月咳が止まらず吸入薬をお守りにしていました!笑

筆記試験対策は?

筆記試験

一般問題(80問):90分

症例問題(55問):90分

筆記試験の受験 者数は 459 名、合格者数は 411 名(合格率 89.5%)でした。

(2024年度第 63 回麻酔科専門医試験講評)

筆記試験対策はとりあえず過去問です。

時間がなければ5年分×3周しましょう

7年分という方もいますが、5年分をしっかりとやれば十分だと思います。

難しい辞書のようなものじゃなくていいのでいつも症例で使っているような教科書を使いながら過去問を解きまくりましょう。

はじめて解き始めたときはあまりの難しさに絶望しますが大丈夫です。

何回か解くうちに過去問と被ってるところも出てくるので解けるようになります。

解く時には解説はしっかりと読んで、答えではなく解き方を覚えておきましょう。

各種ガイドラインから問題が作られている事もあるので、ガイドラインには目を通しておきましょう。

口頭試験対策は?

口頭試験

口頭試験は2題

まず、症例の紙を渡されてメモ書きの時間が3分

その後15分間の間に試験官の先生からスライドなどを見せながら質問される

口頭試験の受験者数は 511 名、合格者数は411 名(合格率 80.4%)でした。

(2024年度第 63 回麻酔科専門医試験講評)

最近は、筆記試験より口頭試験の方が難しくなってきており、合格率も口頭試験の方が低めです。

口頭試験は筆記試験と並行して6月ごろから始めるのがおすすめです。

おすすめの勉強法は

  • 過去問5年分を2周 
  • さらりーまん麻酔科医先生のnote
  • 麻酔科専門医合格トレーニング (山蔭 道明先生監修)

2024年まではさらりーまん麻酔科医先生の青本をやればよかったですが、著作権等の問題から過去問を使った青本の販売はなくなってしまいました。

(私は青本をやりこんで合格しました。専門医試験が終わっても持っておきたい本です。)

まずは日本麻酔科学会から出ている過去問をしましょう。

過去問と同じ問題は出ないとはいえ、傾向はわかるので過去問5年分くらいは目を通しておいた方がいいでしょう。

青本の販売は終了しましたが、現在さらりーまん麻酔科医先生がオンラインで専門医試験対策資料を作ってくださっています。

過去の青本で素晴らしかったのが一問一答のコーナーです。

オンラインでの対策資料では今までの青本の一問一答をブラッシュアップして書き直してくださっているようです。

時間がない方こそさらりーまん麻酔科医先生の対策資料をやるべきだと思います。

あとは麻酔科専門医合格トレーニングです。山蔭 道明先生監修でとてもまとまっていて読みやすいのでおすすめです。

口頭試験はアウトプットが重要です。

同期とのアウトプットが1番効果が高いと思いますが、私は働いている職場に同期がいなかったので主人が家にいる時は主人に問題を出してもらっていました。

いない時も多かったのでその時は1人で喋りながらアウトプットしていました。

とりあえずアウトプット!答える練習をしましょう。

大変なのは時間の確保

子育てしながらの勉強で1番苦労するのは時間の確保です。

昼間は働いて、帰ってからは家事、育児といつ勉強できるの?って感じですよね。

私が行った時間確保の方法をお伝えします。

家事はできるだけ効率的に

家事は時短家電を使って効率化をはかりましょう。

洗濯乾燥機、お掃除ロボット、食洗機などでほとんどの名のつく家事は機械にしてもらって時間を作りましょう。

子どもが寝てからが勝負?いや寝るまでが勝負!

平日は子どもが寝てからしか勉強はできないのでなるべく早く寝てもらうために努力しました。

帰ってきて急いでご飯を食べさせます。

まだ子どもの体力が残ってそうなら体力を使う努力をします。

  • たくさんハイハイさせる。歩かせる
  • 階段を2〜3周ゲーム感覚で登らせる
  • 好きなダンスのテレビを流してダンスさせる
  • 古典的ですが少し長めにお風呂に入る

などなど体力を減らして、もう限界!みたいな感じで20時から21時にはパタっと眠ってもらっていました。

眠った後にはベビーモニターを使って子どもを確認しながら別部屋で勉強開始です。

すきま時間を工夫する

私は職場までの通勤時間が車で片道約1時間と非常にかかっていたので、途中から通勤時間も勉強にあてていました。

車の運転で本を読んだりはできないので、夜1人の時の口頭試験対策でアウトプットとして喋っているのを携帯に録音しておいて車の中で聞き流していました。

携帯に録音する事でハキハキ喋ろうとするし、未来の自分に聞かせる気で喋るので、1人でのアウトプットの際はおすすめです。

人に頼る

頼れる人がいる場合は頼れる部分はとことん頼りましょう。

旦那さん、自分の親、義理の親、頼れる人を探しましょう。

毎回は難しいかもしれませんが、数時間だけでも子どもをみてもらったり、少し家事をしてもらうだけでも全然違います。

頼れる人がいない場合は直前期だけでも家事代行サービスやベビーシッターをお願いするのは非常にいいと思います。

あなたと大切なお子さまを支えるベビーシッターサービス【ベビーベル】

まとめ

日々の仕事に、家事に育児、それに加えて試験勉強と試験期間は非常に大変です。

なんとか時間を作って頑張りましょう。

筆記試験はとりあえず過去問をしておけば大丈夫です。

過去問5年分を3周解きましょう。

口頭試験はとても難しいですし、本番も緊張します。

過去問に加えて、さらりーまん麻酔科医先生の一問一答や予想問題をして、自分の言葉で解答できるようにアウトプットしていきましょう。

大変ですが、絶対に大丈夫です!!!

体調に気をつけて無理せず頑張りましょう!

応援しています。

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